INTERVIEW

キャリアパス紹介

かやの たかやかやの たかや

原点はギリシャでの経験。 財政改革と防災を軸に、 地域の課題と向き合いながら、 地域の課題と 向き合いながら、 堺の未来づくりに挑む。

大阪維新の会 堺市議会議員

かやの たかや

平成4年、堺市生まれ。平成29年、マンチェスター大学大学院国際開発学部政治・統治・開発政策学科修了。外務省在ギリシャ日本国大使館、みずほ銀行ホーチミン支店などを経て、令和5年堺市議会議員選挙にて初当選。

海外で外交・金融の現場を経験し、財政危機や防災への危機感から政治の道へ。現場主義を大切にしながら、行財政改革や地域課題の解決を通じて、持続可能な堺の未来づくりに挑戦しています。

Q1.前職の仕事内容

外務省在外公館専門調査員として、在ギリシャ日本国大使館の政務班・経済班・広報文化班に所属し、ギリシャおよびキプロスの政治・経済情勢の情報収集、分析、日本外務省への報告を担当していました。日本政府要人が現地を訪問される際には、外交上の論点や現地情勢を整理したブリーフィング資料の作成も行い、大阪・関西万博誘致にも携わりました。ギリシャ政府や現地メディアの反応を分析し、政策判断につなげる仕事を経験しました。その後は、みずほ銀行ホーチミン支店にて、ベトナムへ進出する日系企業への金融支援や情報提供を担当しました。海外勤務を通じて感じたのは、制度や政策が現場に与える影響の大きさです。多様な価値観や文化の中で、相手の立場を理解しながら課題解決へ導く経験は、議員活動にも活かされています。

Q2.政治家を志したきっかけ

政治家を志した原点は、海外勤務を通じて、行政の判断が市民生活や国の将来に大きな影響を与えることを目の当たりにした経験です。ギリシャで勤務していた当時、財政危機によって行政サービスが低下し、多くの若者が自国の将来に希望を持てず海外へ流出していく現実を見てきました。財政運営を誤れば、その負担は最終的に市民や次世代へ重くのしかかります。また、海外生活の中で、日本のニュースに触れる時は災害報道が多く、日本が災害大国であること、そして自分自身も災害に慣れてしまっていたことに気づかされました。財政と防災は、市民の安心と未来を守る土台です。生まれ育った堺を、将来世代に負担を先送りしない持続可能な街にしたい。その危機感と責任感が、政治の道へ挑戦する決意につながりました。

Q3.家族の反応

家族には、突然立候補を伝えたのではなく、政治家を志す思いを数年かけて少しずつ話してきました。選挙は本人だけでなく、家族にも大きな負担がかかる挑戦ですから、最初は当然心配もあったと思います。ただ、なぜ政治に挑戦したいのか、ギリシャで財政危機を見て何を感じたのか、そして地元・堺をどのようなまちにしていきたいのかを丁寧に伝え続けました。その積み重ねの中で、少しずつ理解し、応援してくれるようになりました。今では、家族が私の活動を支えてくれていることを本当にありがたく感じています。政治家という立場は、自分一人の力で成り立つものではありません。家族や地域の皆様の理解と支えがあって初めて活動できるものだと、日々強く実感しています。

Q4.大阪維新を選んだ理由

政治家を志した当初、最初から特定の政党ありきで考えていたわけではありません。各政党の政策や政治家の姿勢を自分なりに調べ、多くの方のお話も伺いました。その中で、最も自分の考え方に近いと感じたのが大阪維新の会でした。維新には、政治家という立場そのものを目的にするのではなく、改革や政策実現のための手段として政治に向き合っている方が多いと感じました。また、民間感覚や市民感覚を大切にしながら、現実的に課題解決を進めようとする姿勢にも強く共感しました。特に、財政規律を重視しつつ、必要な改革と未来への投資を両立させようとする考え方は、ギリシャで財政危機を経験した私自身の問題意識とも重なるものでした。海外経験や民間での経験を活かし、地元・堺の未来をより良くしていく。その思いを実現できる場所が維新だと感じました。

Q5.初当選の時の気持ち

初当選の時に強く感じたのは、喜び以上に、皆様からお預かりした期待と責任の重みでした。政治活動や選挙活動を通じて、本当に多くの方々に支えていただきました。現職であれば、これまでの実績をお訴えすることができますが、新人候補だった私にはそれがありません。だからこそ、いただいた5483票は、過去への評価ではなく、「これから頑張ってほしい」という期待そのものだと受け止めています。その期待に応え、投票してくださった皆様に胸を張れる仕事をしなければならないという思いが、今の活動の原動力です。また、同じ選挙に挑戦しながらも、道半ばで届かなかった方々もいます。所属政党に関係なく、その方々の思いにも報いるため、今日より明日の堺が少しでも良くなるよう、日々全力で職務に向き合っています。

Q6.初めての選挙での思い出深いエピソード

初めての選挙で最も印象に残っているのは、選挙が単に名前や政策を訴える場ではなく、「これまでどのように生きてきたのか」を問われる場だと感じたことです。新人候補である私には、議員としての実績はありませんでした。だからこそ、有権者の皆様は、経歴や政策だけでなく、人柄や覚悟、地域への思い、そして本当に信頼できる人物なのかを見てくださっていたのだと思います。突き詰めれば、「この人なら任せてもいい」と思っていただけるかどうか、その積み重ねが選挙なのだと実感しました。地域を歩き、多くの方と対話する中で、信頼は一度の演説や言葉で得られるものではなく、地道な積み重ねの中で少しずつ築かれていくものだと学びました。その経験が、今も現場主義を大切にする活動につながっています。

Q7.前職の経験が活かされていること

前職で培ったコミュニケーション能力や調整力は、現在の議員活動に大きく活きています。大使館勤務時代は、ギリシャやキプロスの政治・経済情勢を把握するために、政府関係者や外交団、国際機関、現地メディアなど、立場や価値観の異なる多くの方々と向き合ってきました。その中で学んだのは、まず相手の話を丁寧に聞き、背景や考え方を理解することの大切さです。また、限られた情報の中から課題を整理し、必要な情報を収集・分析しながら、関係者と調整・交渉して物事を前へ進める経験も積んできました。現在の議員活動でも、市民の皆様の声を受け止めながら、行政の事情や制度面も踏まえて課題解決へつなげる場面が多くあります。単なる批判ではなく、現場が実際に動ける形まで提案へ落とし込み、改善につなげていくことを大切にしています。

Q8.仕事のやりがい、楽しさ

議員の仕事のやりがいは、市民の皆様の声を受け止め、それを少しずつ形にしていけることです。市議会議員は、道路・公園整備、防犯灯、防災、子育て・教育、地域交通、行政手続きなど、市民生活に最も近い課題を扱う立場です。日々いただくご相談は幅広いですが、現場を確認し、担当部局と協議しながら改善につながった時には、大きなやりがいを感じます。また、個別課題だけでなく、議会質疑を通じて、堺市全体の方向性や制度設計に関われることも、この仕事の魅力のひとつです。持続可能な行政運営、行政DX、防災・減災、観光振興、人口減少対策など、将来の堺に関わるテーマを議論し、予算や制度へ反映していく過程では、大きな達成感があります。市民の皆様から「相談してよかった」と声をかけていただける瞬間も、日々の活動の大きな励みになっています。

Q9.特に力を入れている政策

現在、特に力を入れているのは、人口減少社会を見据えた行財政改革と、地域の安心・安全を守る政策です。ギリシャで財政危機を経験した中で、財政運営を誤れば、最終的に大きな影響を受けるのは市民生活だということを強く実感しました。だからこそ、市民の皆様からお預かりしている税金を1円でも無駄にしないという視点を大切にしています。行政DXやEBPMを通じて、事業効果を検証し、業務効率化や予算・人員配置の最適化を進めることは非常に重要です。一方で、改革は単なるコスト削減ではありません。規制緩和や民間活力の活用、観光振興、地域経済の活性化によって新たな財源を生み出し、その財源を防災、子育て・教育、福祉、地域交通など、市民生活に直結する分野へしっかり投資していきたいと考えています。

Q10.大阪維新でよかったと思えたこと

私が維新を選んだ理由は、「市民生活を良くするための手段」として政治を捉えている姿勢に共感したからでした。実際に活動する中でも、その思いはさらに強くなっています。また、若手であっても実践の中で学び、挑戦しながら政策実現を目指せる環境があることにも魅力を感じています。先輩議員の皆様からは、地域課題の解決方法や議会質疑だけでなく、政治家としての姿勢や考え方についても、多くのことを教わっています。その積み重ねがあるからこそ、1期目であっても、地域の身近な課題から、防災や人口減少対策など堺市全体に関わる政策まで、具体的な前進につなげることができていると感じています。挑戦する人を育て、政策実現を後押しするこの土壌があることは、維新の大きな魅力だと思っています。

Q11.今後の目標

今後の目標は、市民の皆様が日々の暮らしの中で、「堺は少しずつ良くなっている」と実感できる成果を積み重ねていくことです。政治を志した原点である財政と防災への危機感を忘れず、人口減少社会を見据えながら、地域の安心・安全を守り、住民サービスの質を高めていきたいと考えています。そのためには、行財政改革、行政DX、EBPMによる政策効果の検証、規制緩和や民間活力の活用を通じて、新たな財源を生み出し、本当に必要な施策へつなげていくことが重要です。市議会議員は、市民生活に最も近い課題を扱う立場だからこそ、現場の声を丁寧に受け止め、行政と議論しながら、具体的な改善へつなげていく責任があります。理念を語るだけではなく、成果にこだわりながら、今日より明日の堺が少しでも良くなるよう、一つひとつの課題に全力で取り組んでまいります。

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